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三東工業社 TYO: 【1788】

投稿日 : 2016年9月3日

同社は1954年に創業者成瀬 喬(故人)が、土木請負工事業者として、滋賀県甲賀郡水口町大字水口3412番地において、弥生工務店として個人営業を開始。

平成16年 12月日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を公開。

事業内容については土木が約6割強を占めており、残りは建築業3割、不動産業を1割程度行っている。土木関連事業、建築業に関しては県からの依頼で事業を行っている。

土木関連事業、建築業については県からの公共事業が大半となっており、中でも土木関連事業は比較的安定的なキャッシュフローになっておりビジネスモデルを確立している。

反面新規受注に関しては2016年後期会社目標の60億円を下回り、営業益についても前期と比べ反落をしている。

資産状況は自社ビルを保有しており不動産評価額は6.8億円。

役員報酬は取締役一人につき2000万円(4人)監査報酬は一人につき1000万円(2人)支払われている。

時価総額10.3億円、PBR0.42倍、現預金19億7千万円、有価証券1.4億円、有利子負債0。(2016年度秋会社四季報、同社平成28年決算短信参照)

以上のことから時価総額に対し豊富に現金を含んでいる会社という事が分かる。

下記に同社の過去10年間の純資産の推移を記載する。

 
 

三東工業社過去10年の現預金、有価証券の推移

年月 現預金 有価証券
28年 19.7億 1.34億
27年 12.1億 1.85億
26年 12.6億 2.10億
25年 9.6億 1.37億
24年 11.5億 1.30億
23年 11.7億 1.42億
22年 10.2億 1.40億
21年 12.1億 1.49億
20年 13.2億 1.76億
19年 13.3億 2.39億
平均 12.6億 1.64億

 

純資産の推移を見て分かる通り同社は過去10年間に渡り時価総額に対し非常に過大な資産を有しており、これらが低PBR を続ける大きな要因となっている。

現預金の使い道については一部配当金として平成28年6月30日を基準日とし、1株当たり4円、配当金総額27百万円の配当が決定されている。

配当実施は喜ばしい事ではあるが、時価総額に対しての現預金の豊富さは変わらず、弊社としては最低でもPBR1.5倍の水準までが妥当なラインであると考えており、同社には保有している資産を直近事業に利用する目的がない場合、大規模な自社株買いや増配などを視野に入れた株主還元が急務であると考える。

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